セラミック加工において、お客様から最もよくいただく質問の一つは次の通りです。
「この角を鋭い90度の角度にできますか?」
ほとんどの場合、答えは いいえです。
金属とは異なり、セラミックは鋭い角を確実に維持できません。代わりに、角は 面取り(C) または フィレット(R)で設計する必要があります。なぜこれが必要なのか、そしてCとRのどちらを選ぶべきかを理解することは、セラミック部品の設計と製造を成功させるために極めて重要です。
セラミック材料は 高硬度と高脆性が特徴です。これらの特性により、セラミックは耐摩耗性、熱安定性、電気絶縁性に優れていますが、同時に重要な制限も生じます。
鋭い角は応力集中を引き起こします。
90度の角では、機械的応力、熱応力、加工残留応力が集中しやすくなります。セラミックでは、これがしばしば以下の原因となります。
さらに、セラミック切削工具は金属工具と同じ鋭さを達成できません。工具形状、工具半径、材料の脆性により、真の鋭い角は実用的ではありません。
これらの理由から、 設計段階で鋭い内角や外角は避けるべきですです。
面取り(C)は、角に施される直線的な斜めのカットです。
面取りはシンプルで経済的であり、特に外縁部で広く使用されています。
フィレット(R)(またはアール)は、円弧によって形成される丸みを帯びた角です。
フィレットは応力集中の低減に非常に効果的であり、内側の角には不可欠です。

外側の角は面取り(C面)、内側の角は丸め(R面)にします。
外側のエッジでは、面取りの方が加工が容易で効率的であり、コストも低くなります。
しかし、内側の角には丸みが必須であり、C面は内側の角では事実上加工できません(工具の干渉のため)。
C面とR面の選択は単なる図面の詳細ではなく、セラミック部品が確実に加工できるかどうかに直接影響します。
まとめ:
どのエッジ処理方法がお客様のセラミック部品に適しているか不明な場合は、設計の初期段階で当社にご相談されることをお勧めします。Jundro セラミックスは、高度なセラミック加工において長年の経験を持つメーカーであり、後での高額な修正を回避するお手伝いをいたします。
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